製造業から看護師に転職

製造業から医療業に転職しました。製造業は工場内で物を作っていました。男性が優位な仕事で女性の仕事は限られていました。 後輩で入ってきた男性が先輩の女性の仕事を抜いて行く事はよくある状況でした。夏になると現場に出ますが、主に男性のみ出ていきます。 同じ職種で仕事に入りましたが、性差で仕事に大きく差のある場所でした。

このまま、ここで働いていても私でなくても出来るし、収入も不安定な事に不満と不安を感じていました。 週に6日働いても手取りは14万円程度でした。連休は取れません。これから結婚し子どもを産んで、と家庭を築く事を考えると金銭的に難しいかなと思い仕事を変えようと思いました。

次の仕事に選んだのは看護師です。資格も必要ですが給料や雇用面も安定していると考えたからです。 新しい職場での大きな違いはフレンドリーさが無い所です。工場では50名以上、18歳から60歳以上まで幅広い世代がいましたが、皆フレンドリーです。 一緒にワイワイ話しをしながら仕事をし、お酒を飲んで現場に行ってと言う感じでした。 しかし、新しい職場ではその様な人間関係が一切ないのです。

先輩は先輩、後輩は後輩です。冗談を言ったり個人的に仲良くする関係もありましたが、和気あいあいとはしていませんでした。 管理職になりたい人も多く、落とし合い等も見られました。 正直人間の底辺の部分を見たと思っています。そこが一番大きな違いです。

しかし、仕事は充実していました。日々学んでいるという気持ちになります。患者さんの気持ちに寄り添う事が出来た時には嬉しい気持です。 看護師になった事で一生勉強しながら仕事をして行こうと決意する事が出来ました。 ずっと勉強しないといけない環境をしんどいと感じる人もいますが、色々け見知が増えるというのは自分自身の自信にもなりますし、仕事をしている意味も出てきます。 お金の為だけではな無く自分を成長させながら働く事が出来るのは幸せな事です。

会社の待遇などは圧倒的に今の職の方がいいです。週に5日働いて手取りは25万円程です。 残業、夜勤をすればもっと頂けます。有給もしっかり取れますし、ボーナスも退職金もあります。 福利厚生もしっかりしているので安心して働く事が出来ます。

以前の職業だと妊娠した時に産休や育児休暇が取れていたかは微妙です。 てい良く、首を言われていたかもしれません。 その後仕事復帰しようにも資格も特技も無ければなかなか就職出来なかったのではなかったかと思うと怖くなります。 看護師だとアルバイトでもパートでも派遣でも色んな働き方が可能になります。

社会的評価も高いのには驚いています。 それは就職して看護師になってから気付いた部分になります。 ローンの審査も通り易いです。他の人からの見る目も職業を言うだけで変わる様に感じます。

転職前に勘違いしていた事はもっと機械的な仕事だと思っていました。 時間になれば点滴の確認をして、Drの指示があれば注射をしたり、清拭をしたり、と思っていました。 しかし、実際はサービス業の極みだと思っています。 自分で考えて行動しなくてはいけません。知識が浅かったりすると患者さんの命に関わります。 Drの指示だけで動く訳ではないと痛感しました。

異業種転職のコツは新たな気持ちで臨む事です。先輩は年下になるかもしれません。それでも直向きに対応するのみです。 決して前職が他の業種だと言う事は無駄ではありません。 経験が多いと人生を豊かにしてくれるし、見え方も違ってきます。 同じ畑だけで生活していると見方、考え方も偏ってくる恐れがあります。 その様に考えて、自信を持って転職に望んで下さい。ただ、前職は前職です。そう割り切って新たな気持ちで向かって下さい。